2014年度版の胃癌検診ガイドラインの推奨例
(1)胃X線検査
利益(死亡率減少効果)を示す相応な証拠があります。不利益については偽陽性、過剰診断、放射線被ばくの可能性があります。両者を勘案して対策型検診・任意型検診としての実施を勧めます。検診対象は50 歳以上が望ましく、不利益について適切な説明を行うべきです。
(2)胃内視鏡検査
利益(死亡率減少効果)を示す相応な証拠があります。不利益については偽陽性、過剰診断、前処置の咽頭麻酔によるショックや穿孔・出血などの偶発症の可能性があります。両者を勘案して対策型検診・任意型検診としての実施を勧めます。検診対象は50歳以上が望ましく、検診間隔は2~3年とすることが可能です。ただし、重篤な偶発症に迅速かつ適切に対応できる体制が整備できないうちは実施すべきではありません。さらに、精度管理体制の整備と共に、不利益について適切な説明を行うべきです。
(3)その他の方法
ペプシノゲン法、ヘリコバクター・ピロリ抗体、これらの併用法は利益(死亡率減少効果)が不明なことから、対策型検診としての実施は推奨しません。任意型検診として実施する場合には、死亡率減少効果が不明であることと不利益について適切な説明を行うべきです。
(出典「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン」2014年版)
というわけで各自治体とも胃カメラをがん検診にとりいれる施設が今後増える
>食道がんや咽頭がんはがん検診には含まれてないけど
ついでにそっちのがんもこっそりみつけちゃったりしたら
バリウム検診うけるよりいいんじゃね?
>そうだ、だれか食道屋さんで、そういう検診方法に詳しい先生いねえか?
え?
おれ?
せっかくだし経口で細い内視鏡挿入して成果を挙げてる先生よっか
経鼻で隅々まで検査してる先生に講演してもらうべ
の流れらしく。
11月5日に神戸の学会、朝8時から セミナーの講師として登壇いたします。
大役だよのう、、
英語でスライド作るだよ〜
そんな朝から聞きに来る先生いるのかのう、、、
ぽちっとな