見習う

岡山のある偉い教授が

「よろず相談外来」なる外来を開設し

一人当たり20分

患者さんの訴えをひたすら聞きまくるなる外来。

で、愁訴に応じて、薬漬けになった結果、
なんのために薬飲んでるのかわかんない、
10数種類の薬を毎日飲んでる高齢者から

薬を整理し、なにが原因かをつきとめる。

ケン三郎がNHKに出演して、TVをみてやってきた
という患者さんはたったの3人で

その方の1人が先日こちらにいらして。

先生のTVみてきました、という。

はて、ここ1年TVからはとんとお声もかからないし

よくよく聞くと、1年前に撮り溜めていたのを
つい最近みて、あ、これだと思ったという。

3ヶ月前にいらしたときは、超忙しい外来の真ん中で
そんな20分も話聞いてらんないから

とおもって薬を工面したんだけど

またいらして、よくよく話を聞くと。

逆流があんまりにも気になるから
リクライニングつきの高いベッドを購入して、

だんだん頭をあげて角度をつけてたら

20度、30度、40度、、

ついには「立って寝てました」

そ、、それは寝られんでしょ!

マック赤坂の10度、20度、30度ースマイル〜

をおもひだし。

「あの、おそらく眠れないのはそっちが原因かと」

「でも今では90度で寝てます、
明け方は足がずれて結局水平になってます」

「そ、、それですよ、原因は、、今日から20度にしてください」


というわけで不定愁訴外来1日目終了


こんな患者さんが押し寄せてきたらきっと大変だろうけど

一人一人話をよく聞く外来は緩和ケア外来に通じるものがある

「もうがんを治す薬はありませんけど、
話をしにきてもらえます?じっくり聞きますから
話すこと考えてきてくださいね」

でもいいのか。

むりに答えをださなくてもいいのだ。





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by kenzaburou41 | 2016-10-18 22:25 | 講演録 | Comments(0)
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