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0−1を内視鏡治療

ここ数年、深達度が浅いかもしれない
とESDをやって

sm2、あるいはmm-sm1で脈管陽性

追加治療をしなかった方や

ケモラジを選んだ方

にことごとくその後再発が生じ、心苦しい思いをして。

やっぱり、患者さんに治療法を勧める場合は
そのあとの人生を背負うくらいの気持ちでやらないと
と思いが強くなり。

こないだも0−1の患者さんが来て
うーん技術的にはESDできるだろうけども

ESDしたら患者さんは、ああこれで治るといいな
と考えて

できれば手術はしたくないって方向へ
進む

手術を最初から薦めておけば、、、とあとで後悔する

ですので、
0−1、粗大結節状の隆起性病変
に関しては、最初から手術を勧めよう

と決心。

昔はそれが当然だったわけで

もっとも治る可能性が高い方法を薦めているわけだから
恥じることもない

でもしっかりそれを裏付けられるような
診断をしていかねば。



by kenzaburou41 | 2016-12-23 21:47 | 内視鏡治療 | Comments(0)
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