こないだの岡山の講演で
「先生は食道のAPCをたくさんやられてますけど
咽頭のAPCはいかがでしょう」
と司会の先生から質問いただいて。
す、、するどいっ
実際まだら食道ならぬ、まだら咽頭ってかたは
少なくなく。
頭頸部表在癌
同時性多発が約2割
あとからでてくるかたが約2割。
ですので、毎回全麻、ESD、ELPSとなると
患者さんの負担も大きく。
APCで焼いてもいいとすれば、、
喉頭蓋舌面の表在癌。
ここは局注してもなかなかはいらないし、
すぐ粘膜の下が軟骨なので
きれいにESDでとろうとしても分割になったり
する場所で。
元々きれいに取れない場所だったら、焼いてもいいんじゃね?
っていう発想で。
喉頭表在癌でいままで2例APCで焼いたことがある。
一人は日帰り。
一人は一泊2日。
APCでやくから出血もしないし
焼いた痕跡が、嚥下にはかからわないから食事もすぐとれるし
孔もあかない。
ザ・低侵襲
ここの場所なら外来APCでも十分できる。
と思います~
今度上手くいったら症例報告しよっと~
ぽちっとな