カメラで見えるメリット

食道の手術も「低侵襲」が叫ばれて10数年。

左側臥位に始まり、

はらばいのほうがやりやすいと普及し

今やある程度のハイボリュームセンターでは
行われているカメラを使ってみながらの手術

もちろん、右開胸でどのように郭清をするかの
基本を抑えてのカメラの手術

触覚で触れないこと以外は、よく見えて
解剖もわかりやすくまた教育効果もある

ってんで。

さらには縦隔鏡をつかった新しいアプローチ

器械も進化して使い勝手の
いいものが開発され

新しいことをどんどん取り入れて進む外科手術。

周りをとりかこむ環境も多職種連携が当たり前となり

侵襲を減らす取り組みがさらに進み
抗不整脈薬をつかうといいとか、
人工膵臓で血糖をある程度一定に保つといいとか

外科学会でみなさん上手に食道癌手術をマネージメント。

手術が安全で確実に治療できるのが大前提。

頭頸部外科医であり、胸部外科医であり、腹部外科医である。

それが食道外科医

これを研修医に言うと、ちょっと自慢。

かっちょえ〜






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by kenzaburou41 | 2017-05-03 23:10 | 胸腔鏡手術 | Comments(1)
Commented by えびす at 2017-05-07 10:46 x
いつも勉強させて頂いております。お聞きしたいことがあり、投稿致しました。大腸カメラのスクリーニングでは、6分以上の観察時間がないと見落としが増えるという論文があったかと思います。食道のスクリーニングでは、先生はどのくらいの時間をかけて観察されてますでしょうか?私の施設では、往復合計で二分くらいのようでした。ヨードをかけると、+1~2分でした。ご教授お願い致します。
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