頸部食道の生検

東京講演のラストの質問タイム

「経鼻内視鏡で頸部食道をうまく生検するコツ」を

という質問。

NBIやBLIのせいで頸部食道の異所性胃粘膜をよくみかける
事が多く

慣れない先生はすぐ生検しようとしますが

まず、生検しなくていいかの見極めが大事で

近接して腺組織なのか、扁平上皮がんなのかはある程度経鼻でも
わかります。

辺縁が丸く、整ってギザギザしてない

こういうのは生検対象からまず外す

その上で、スコープをまず鼻から25CMくらいよりゆっくりぬいてきて
括約筋のしまる部分まで抜き、どの方向に生検したいところが
あるかを見極め

また胸部食道に戻り、生検かんしを入れ、鉗子口と採取する方向を
あわせ引き抜きながら生検。

でしょうか。

頸部食道は癌の頻度が低いのでそれほど症例はないのですが

十分送気して、短時間でテキパキと採取する、
というのがよいとおもいます。

太い内視鏡のほうがむしろ生検はオエオエして
採取しにくいような気もしますが、、、

ちょっと考えてみますね

いい質問でした。









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by kenzaburou41 | 2017-05-25 23:03 | 講演録 | Comments(0)
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