経鼻内視鏡がいいっつう証拠をだせ
といわれましても
よーいどんで経鼻VS経口で
前向きに試験したことはございません
だってどうかんがえたって広角経鼻のほうがいいじゃん
広範囲をスキャンできるし、反射もほとんど起きないし
安定して観察できるっす。
って思うので
いちおう、自験例で
いろいろ調べてみまして。
経口内視鏡時代 1996-2017
97病変の頭頸部表在癌発見。
うち下咽頭66 中咽頭24 喉頭6 口腔1
下咽頭の分布 右梨状陥凹19 左梨状陥凹22 後壁24 輪状後部1
中咽頭の分布 後壁15 上壁5 側壁2 前壁2
口腔 舌1
と、マウスピースをつけた時点から、見落としが始まってて。
口腔、中咽頭前壁、輪状後部、食道入口部近くの後壁、まさに見えてない。
これが経鼻内視鏡時代 2008-2017
226病変の頭頸部表在癌発見。
うち下咽頭129 中咽頭58 喉頭17 口腔22
下咽頭の分布 右梨状陥凹41 左梨状陥凹38 後壁39 輪状後部11
中咽頭の分布 後壁22 前壁15 側壁11 上壁10
口腔の分布 口腔底11 舌7 頬粘膜~歯肉 4
年数が短いにも関わらず、どの領域でも
ダブルスコアの病変数を発見できたっ
この観察法すごくいいみたいでっせ~
経験的なことしか言えませんけど。
つうことを今度ローマの学会でしゃべってきます~
ぽちっとな