正直、自分で見つけたことは皆無のバレット食道癌。
見つけた> よりたまたま生検したら癌が出ちゃった>癌専門施設に送る>バレット食道癌の特徴がまとまる>
それでもわずか40例。 当院でもわずか60例しか経験がない。
なので大きなことは言えませんけど
今日のウェブ講座で
初期像は
「テント状のSSBEにできるもの」
「噴門部びらん」
「ポリープ状隆起」のおよそ3つに分けられるとのこと。
ほんまかいな
確かに舌状の伸び出したSSBEにびらん、白い付着物がついて、周りより赤い
かつ、逆流性食道炎のような毛羽立ち発赤がない
っつーと、これ危ないかなもし。と思うけども。
「噴門びらん」は見たことないかなあ、、
「ポリープ状隆起」は時々経験する
全例が不思議とSSBE2時方向に癌ができる。
けども、毎回、NBI拡大内視鏡で酢酸使ってあの領域だけを観察するか
っていうと。。。
頻度のわりにはかける手間が大きすぎて
多分みんなやってないんじゃなかろうか
男性がなりやすい くらいでバレット食道癌の
リスクもそう分かってるわけでもなし
やっぱり酢酸+インジゴ混合液をしっかり用意せねばならんかの。
自分が見つけられる、遭遇する癌は圧倒的に下咽頭癌の方がバレット腺癌よりも
多いものだから
もしかしたら見落としてるかも
今日の講演を参考にして明日の診療に役立てるんですわ
ところでバレット食道癌が
2時方向に多い理由、右下に横に寝ると2時方向を伝って
食道に胃酸や胆汁酸が逆流する
バレット食道癌の予防に一番は「食べてすぐ右下にして寝ないこと」