今日は午後から地方遠征して下咽頭がんの内視鏡治療
むか〜しは全身麻酔、気管内挿管して、キャップつけて吸引して粘膜切除
ってのが普通だったけども
今や、弯曲型喉頭鏡で咽喉頭を広げて、口から入れた鉗子と電気メスであっという
まに切り取っちゃうのが普及
しかし全国津々浦々でやってるわけでもないし
耳鼻咽喉科医みんなが表在がんに興味持ってるかというと
実際は他の疾患の方がメインなので
実はそうでもない先生が大多数
この環境を何とか変えたいなあ〜と数年前から色々
やってて
若者に経鼻内視鏡で咽喉頭をよく見る方法を教えて
その若者が、関連病院にその検査法を広め
さらにそこで学んださらに若いやつが検査法を屋根瓦式に広める
そうなると理想的だけども
頭の固い上司
古いしきたりに終始し、新しいことを実践しない先生も多い。
おお胃カメラだろ、簡単にできるよ
いやいや、もうそろそろ新しい方法を始めませんか。
大学では十分経鼻内視鏡も治療もやったし
重点セミナーの講師にも選ばれた
あとは関連病院でもできるように教えるだけ〜
小さなことからコツコツと。