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第92回 内視鏡学会関東支部会

今日は内視鏡学会の関東支部会で

上部消化管、画像強調内視鏡、拡大内視鏡の役割と将来展望

ってことでお話して参りました。

いつもの経鼻でよく咽頭が見えるって話と

経鼻と拡大、深達度診断能はそんなにかわんない

拡大やってよかった、という症例と

拡大やったらあれ、迷うぞという症例があり

その意味を考えるのが臨床医としてはあるべき姿だけども

患者にそれが恩恵があるかどうか

「拡大内視鏡で診ていると、
もしかしたら転移が心配かもしれません」

「後日手術や放射線を勧めるかも知れません」

といって内視鏡治療するのと

「いやいやこれなら早期で充分治りますよ」といって
内視鏡治療するのでは若干患者さんの受け取り方が異なります。


ちょっとあぶない印象です、やっぱり危なかった、内視鏡だけでは
治らない可能性がたかいでしょう

とその後の方針にも関わるので

やっぱり拡大内視鏡はあったほうがいい

でもあくまで参考所見で、どうそれを使うかは
臨床医の腕にかかっています。


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2017-12-10 17:10 | 講演録 | Comments(0)
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