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100年前の食道癌手術

100年前の食道癌手術(日本)では

14名手術して7名亡くなる(死亡率50%)

であったのが

世界の中山先生の登場により、死亡率は10%程度まで
改善した。

その頃の作戦としては[栄養状態の悪い食道癌の患者さん」

にまずは1)胃ろうをつくって栄養をよくした

2)食道がんだけをとって食道外ろうをおいた

その後半年たっても癌が再発しないひとだけに
集約して  3)最後に再建手術をやる

「3期分割の治療」
を行う事でその成績が実現したという。

その後死亡率は一桁台にまで下がり、

胸腔鏡、腹臥位、縦隔鏡、ロボット手術
だんだんと治療手技も低侵襲化をさらに計り

「肺をつぶさないで手術、しかも根治性は温存しつつ」
の縦隔鏡手術が現在のトピックになりつつある。

経験の多い施設ほど成績がよい
経験の少ない施設は成績が良くない

当然のことだけどもそれを平均すると
まだ食道癌の術死亡が3.4%とも報告されていて。

「症例の集約化」と
「プロフェッショナルの技術を、経験の少ない施設にも伝承する」

先人の苦労があっての今の日本の食道癌治療がなりたっていると
実感

いいものは取り入れて。。。







by kenzaburou41 | 2018-03-03 18:57 | 食道がん治療の歴史 | Comments(0)
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