50年前の手術

今回の消化器外科学会

一番の収穫は、50年前の中山恒明先生の達人の手術を
動画で拝見したこと

で。

今はカメラで見ながら道具を使って切る手術が普及しつつあるけど

昔は食道癌の手術は命がけ

2人に1人は生きて帰れなかったと言われるくらい難しい手術だったのを

中山先生の登場により、大きく治療成績が改善され

それを日本のみならず、世界へと広めた

という功績

手術もさることながら、どうやって食道癌を診断するのか、の
内視鏡検査にも力を注いでいたというし

さらには 50年前

頸部食道癌の手術は
「ここにあるとがんが気管に浸潤している可能性もあり
声も一緒に取るのが標準的な治療です」
と喉頭もとってしまうのですが

そこに代用するのはS状結腸もしくは空腸です

となんとS状結腸を遊離して

血管吻合機なる、特殊な器械を作って動脈と動脈、静脈と静脈を繋ぐ、
という、当時としてはきっと画期的な治療法、手術法を編み出されて

食道外科医なら「おお、、これは」と思わず
映画の前に立ち止まってしまう風景。

城山ホテルの広〜い朝食会場を
消化器外科学会の会員の休憩室にあて

しかもそこにも中山先生の昔の手術風景が流れる

カメラの手術が今や王道になりつつありますが

過去を振り返って我々は進歩しているか

努力しているか

を問われているような気がしまして。

無料で振る舞われる「しろくま」アイスを
ほうばりながら

いや〜この動画を見られただけでも
大きいっ、でかい、

これが50年前の手術??

すげえ

感激しながら学会3日間を過ごしました〜

ありがたやあ〜







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by kenzaburou41 | 2018-07-16 15:37 | 先輩からのアドバイス | Comments(0)
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