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診断の醍醐味

深達度診断。
m1-m2はある程度診断できる 

診断精度が高かった=m1m2の頻度がおおけりゃおおいほど診断精度があがる

だってだれがみたって浅いってのはわかる

sm2-3

誰が見たってこりゃ深いってのはわかる

問題はその間のMM-SM1

転移頻度が10-15%ってところ

ここを境に内視鏡のみで治るか、
あるいは最初から手術を勧めるか
が変わる

よって深達度診断が大事。

咽頭みたいにEPでもSEPでもELPS
っていう風土ではなかなか深達度診断を
しっかり決めようって話にはならない

わずか200μmの厚みで
内視鏡のみで治るか、内視鏡に加えて根治術をしたほうがいいか
あるいはケモラジがいいかが決まる。

臨床医にとっては腕の見せ所

といっても最初からESDをするか

それとも最初から手術を勧めるかの違い。

見極めて、患者さんに適した治療をお勧めして
5年後元気で生還し

あのときの判断が正しくて有り難かったです

といわれますように

ぽちっとな








by kenzaburou41 | 2018-07-26 22:52 | ひとり言 | Comments(0)
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