咽頭癌の治療に経口的手術、ESD、ELPSなどが
普及してまいりましたが
この領域もともとは頭頸部外科 耳鼻咽喉科の領域でございます。
適応を広げていけば普通は適応外の症例も内視鏡治療やろう
って自己判断し
それが転移再発を生じてから耳鼻咽喉科,頭頸部外科にお渡し
ってのは患者さんにとっても不幸ですし
そこから再発してから、いやいやこれは頭頸部の疾患だから
あとは頭頸科に見てもらってください
っていわれても、ちょっと違うんじゃないかい
と思います。
ですので見つけるのはもちろん消化器内視鏡で見つける、
のはどんどん見つける
しかし治療は一緒に協力して行う
ESDやるにしても耳鼻科,頭頸部外科医についてもらい、
鉗子や糸で引っ張ってもらう
ELPSやるなら、自分でESDやりたい気持ちをぐっと食らえて
耳鼻科の先生に、ここはこう切った方がいいですよとアドバイスを
送り、耳鼻科医に気持ちよく手術してもらうサポートをする
あるいはもう治療に関しては全部お渡しする。
困ったときはお互い様で
再発が起きたときに最初から一緒に見てもらっていれば
2つの科で追いかけるのでより安心ですし
これは転移しそうもないな、だったらいいのですが
転移がおきそうな疾患をこっちだけで見るのは、、
消化器内視鏡医が単独でこの領域の治療を
やるのはケン三郎はお勧めしません
みんなどうしてんのかなあ。。
ぽちっとな