胃癌は専門外、といっても経鼻内視鏡をやるからには胃癌も
当然しっておかなくてはならず
先日の中国講演でも[胃癌の拡大内視鏡診断を教えてほしい」
だったので
いや~まずい、勉強しないと。。。
と思って
先日スペシャリストの先生にいただいた 「早期胃癌発見のちょっとしたコツ」
1)微妙な色調の変化をとらえる。 ヘリコ未感染の褪色域==印鑑細胞癌
2)粘膜表面構造の変化 顆粒状の粘膜構造==分化型
3)血管透見の消失 ==癌の存在で背景の血管がみえなくなる
4)自然出血===癌は脆弱な組織なので出血しやすい
5)NBI非拡大で茶色の病変をさがす(除菌後胃癌)==背景はNBIで緑、胃癌は茶色
6)萎縮領域にはインジゴカルミンを散布する==インジゴで初めて気づく癌もある。
これを食道に置き換えますと。
1)色調::赤いもの、白いもの=あるある
2)粘膜の凹凸==あるある
3)血管が途切れる==あるある 血管が透けて見える時は問題ない、見えないときは危ない
4)自然出血==あるある
5)NBIでブラウニッシュエリア==なかにブラウンドットあり、
6)困ったらヨード。(0.5%うすうすで)
7)微細な小白苔の付着や錯角化
特徴は似ておりますね・・
胃癌の拡大内視鏡も勉強しなきゃっ