最近は、胃カメラの性能がよくなったせいか
昔だったら全然きにならなくてスルーされていたもの、
癌か炎症かはっきり判断できないものまで過剰に見つかるようになりまして
癌が疑わしいので内視鏡で取りましょう
ということもしばしばあると思います。
「食道異型上皮」「逆流性食道炎」
いろいろ心配な病気かも、、将来もしかしたら癌になるかもしれない
中には判別が難しいものもございまして
時間がある程度経過しないと分かりかねる事もございます。
わかっていることは、もう背景の食道が全体にざらついて
これ以上やんちゃを続けると危ないですよと注意喚起を医者に言われる
そういわれても、お酒を毎日飲み続ける人は癌に育ちやすく
一度ならず何度も食道がんになることがすくなくなく
「食道癌、咽頭がんは多発(いくつも癌ができる)が原則」
昔、食道癌のお偉いさんが口を酸っぱくして言ってた名言です。
きっちり辞めた人はもう食道がんにならない、とまではいえませんけど
飲み続けている人よりはなりにくいです。
食道はのどから胃の入り口まで長さ25cm、
一周6cmですから広げると150cm2
の面積がありますので
ここに癌の発生するリスクのある酒、辛いものや熱い物、濃度の濃いアルコールを浸せば
それはそれは、食道に傷がつき若い頃はそれを修復する力が備わっていても
だんだん傷んでまいります
これがあちらにもこちらにもあって
全体に傷んでいる方は特に注意が必要です。
お酒を飲み続けている、というかたは半年くらいで経過をみる
お酒を控えて注意しているというひとは1年くらいで経過をみる
生活パターンを整えるとリスクが減ります
あまり気にしすぎるとこれもストレスでいけませんし
普段通りの生活をされてはいかがでしょうか