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手術をうけたくない患者さんへ

食道癌で手術を最初からうけたくない
という患者さんへの治療としては
抗がん剤と放射線治療がございますが

ステージ1で90%は治ったように見えて2-3割は再発、5年生存70%
と最初から手術を受けた場合よりも成績は悪く

ステージ2,3だと60%くらいはいったん治ったようにみえて半分は再発し
結局のところはリスクをかかえて、うけたくなかった手術を命がけでうける
必要がでてまいります。

こんなことなら最初から手術うけとけばよかった・・・

そういう方も残念ながらいらっしゃいます。

でもやっぱり手術をうけたくない

ってかたには「PDT」という治療が残っており

癌が再発して、急速にでかくなる前に治療をする必要があります。


放射線治療が終わってしばらくしてきいたかどうかをチェックしますが
ここで[粘膜下腫瘍様の隆起とびらん」がある場合は、実際は
食道壁の中で癌が勢いをつけて反撃し、暴れだす直前とも言える状態

治療のタイミングをのがせば、もう手はございません、
ということにもなりかねません

今日はPDTの講演を聴きましたが、
癌の再発が疑われるときは
毎週内視鏡をしてチェックするのだそうです。

ま、まいしゅう?

早い人では1カ月で急速に再増殖し、切除不能になることもある

うん、それはよく経験します・・

ですから我々は来週また内視鏡しましょう、再来週もやりましょう

とこまめにチェックをするのをお勧めしています。

へえ~、、

「癌が治ったかどうかわからない」のが放射線治療の問題で
診断するには時間的な経過をこまめに追う、そして
急いでPDT治療に入ること、が食道手術をうけずに救済できる
「生きるか死ぬか」の境目だそうで

なるほど・・・

手術を受けたくないなりに、こまめに内視鏡を受けて
チェックする必要があり

PDTも全国どこでもできる治療ではないのが問題で。

困った方に優しい治療を皆さんが受けられるような体制作りが
重要です








by kenzaburou41 | 2019-02-24 17:45 | 放射線治療 | Comments(0)
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