食道癌だけでなく、手術全般においても、あるいは抗がん剤治療、
高齢化社会、口腔内の衛生状態がその後の予後にも関わるということ
がよくしられるようになって
うちの大学もむかしから、あるにはあったけども
歯科衛生士
多職種の連携で総合的に患者さんをみていこうという
岡山大学の取り組みに習い、
食道癌の手術前から「お口のケア」
挿管中も「お口のケア」
術後も「お口のケア」
こうすることで、術後の肺炎を確実にへらし
さらには抗がん剤治療中のひどい口内炎
重症度をグレード化し、適切なケアを施すことで
治療をサポートする
これも一種の症状緩和ケアでございます。
今日は花粉症のつらいなか
80代の患者さんの内視鏡をやりました。
先生、わたし,体調わるいと、、すぐに口のまわりにホスピスができちゃって・・・
え?
ホスピス??
ヘルペスでございます。
こうしたブラックな笑いも、長いこと生きているといろいろでございます。
そりゃあ、歯科衛生士のみなさんが病棟にやってきてくれて
歯磨きの指導なんかされちゃったら
みなおっさん元気になりますとも。
「いつでも困ったら声かけてください、我々は
みなさんと協力してこそ、初めて生きる部署なので」
まじですか~
でんわしちゃいますよ~
ということで、チーム医療は何より大事でございます。