人気ブログランキング |

食道癌見落としやすい場所

1年後に大学をやめてフリーランスの食道外科医として
全国行脚を考える日々。

全国行脚するにはなんか[ひな形」的な配布資料がないと・・

と思って、経鼻内視鏡マニュアル~咽頭・食道編を作成中。

ああ医学書院とかが声かけてくれてば教科書かけるのに。。

とおもいつつ、

「食道」はどこが見落としやすいか。

もちろん食道入口部はValsalvaやってる施設とやってない施設では
視野が全然違いますので、やってない>見落とす>ある程度必然

でございます。今のとこ、「やってないのが当たり前」ですのでこれはさておき

頸部食道、左主気管支の影のとこ、心嚢と大動脈の圧排の左壁の水たまるとこ、
そして下部食道の前壁、食道胃接合部

などが候補です。

あとは「Brownish areaの釣り」

便利なもので「NBIBLI」で赤いがんが茶色に強調されて見やすくなる
というのがある程度普及し

食道はブラウニッシュエリアを探せ

で、大変役に立つのですが

ブラウニッシュに気を取られると、その方向に目が行って
対側は盲目となり、

反対側に大きな癌が隠れていた

ということもよくあります。

ですから1個みつけたら反対側にないかを見てみる。

ってのも重要です。

特に下部食道前壁、心嚢でぱかぱか動いて接線になるところ

要注意です。

前壁で異常をみつけたら、内視鏡を180°とまわして
6時方向に病変をもってくると見やすくなります。


てことで今日も一日内視鏡

明日も食道癌みつけますよ~




by kenzaburou41 | 2019-04-24 16:29 | 診断の達人たち | Comments(0)
<< 偶発症調査 FOLFOX >>