長年食道表在癌のAPCをやってまいりまして
患者さんも長生きするようになり
10年近く見ている人もでてまいりました。
そうすると新たな問題が。。
食道はとらずに瘢痕が残る
そこにまたお酒の害が加わると
また癌が新たにできて
瘢痕だらけの中の再発なんだか、多発なんだかよくわかんない状態になり
それをESDしようとするとえらく大変で。
普通30分で終わる治療が3時間近くかかったりして
穴が開かないかひやひやもの。。
う~ん、これも救済するのはきついなあ、、、
「きっぱりやめて下さい」
とお願いするべきか
しかしお願いしても
へらへら笑って、はい、やめまあ~す
といいつつ、また絶対飲んでるだろ、顔にかいてある。
君はたぶん退院したらまたすぐ飲むんだろう。
う~ん、、
どういう距離感がベストなのか
辞めても出てくる人はいるし
こりずに飲み続ける人もいる
差別するわけにもいかないし、、、
「お酒を辞めない人はうちでは見ませんよ、他に行ってください」
というべきか
いやそこまでいうのもかわいそう
どうする?