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APC後の経過観察

長年食道表在癌のAPCをやってまいりまして
患者さんも長生きするようになり

10年近く見ている人もでてまいりました。

そうすると新たな問題が。。

食道はとらずに瘢痕が残る

そこにまたお酒の害が加わると

また癌が新たにできて

瘢痕だらけの中の再発なんだか、多発なんだかよくわかんない状態になり

それをESDしようとするとえらく大変で。

普通30分で終わる治療が3時間近くかかったりして

穴が開かないかひやひやもの。。

う~ん、これも救済するのはきついなあ、、、

「きっぱりやめて下さい」
とお願いするべきか

しかしお願いしても

へらへら笑って、はい、やめまあ~す

といいつつ、また絶対飲んでるだろ、顔にかいてある。

君はたぶん退院したらまたすぐ飲むんだろう。

う~ん、、

どういう距離感がベストなのか

辞めても出てくる人はいるし

こりずに飲み続ける人もいる

差別するわけにもいかないし、、、


「お酒を辞めない人はうちでは見ませんよ、他に行ってください」

というべきか

いやそこまでいうのもかわいそう


どうする?























by kenzaburou41 | 2019-07-13 20:35 | 内視鏡治療 | Comments(0)
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