胸部外科学会で一緒に行われる食道癌治療困難症例検討会
今年も6題の演題の応募がございまして
徳島からバス、新幹線を乗り継いで京都に到着
午後の食道のセッション、夜の検討会に参加してまいりました。
食道の手術、うまくいくといいのですが
上手くいかなくてその後困った、こういう対応をした、
一例一例、こんな大変な経験をしました
って報告聞きながら
この症例が一度に自分の施設で同時期に集まったり
したら大変だろうな
とか
手術してはうまくいかなくて
手術してはうまくいかない
だと患者さん結構しんどいだろうな
と思いをはせる
「しかしこんなに大変な思いをしましたが、今は
元気に食事もとれています」というとほっと胸をなでおろし
「手術でいろいろ手を尽くしましたが、結局今も
食事がとれない状態で、生存しております」
というと、う~ん、、
困難症例で、困難でした。 がくっ、、
困難症例で、困難だったけどなんとか解決しました。
のほうがいいですね。
「うちには困難な症例はありません、この検討会に出す症例は
ありませんよ」という施設はどこ行ってもないとおもいますが
なるべくここで伺ったアドバイスを参考にして
自分の施設では困難を最小限にしなければ・・・