食道癌の患者さんを早くみつけるためには
今胃癌検診で行われているバリウム検診を中止し
内視鏡検診に切り替える
今や内視鏡はBLIやLCIといった癌を見つける技術が開発され
昔よりも細いカメラを使い、鼻から内視鏡をおこなえば
のどの入り口もオエッとならずに検査できるゆえ
咽頭の癌も早くみつかる
そんな内容の講演を仙台、水戸でやってきました。
水戸では大腸癌の内視鏡検診の普及に努める若手のホープとともに
ダブル講演で
「無料で検診うけてくれっていっても日本人は検診うけないんですよ、
おんなじ人が何度も何度も検査うけてそこにお金がでて、本当に
検診必要な人を掘り起こせない」とお悩み
そこで
「食道がんの患者さんみつけるんだったら、馬券売り場で検診したらいいのに」
という私の講演内容に、「いや~あの発想はなかなかすごい、ほんとにそれが実現したら
食道癌の患者さん、たくさんみつかりますよ、やって下さいよ」
と絶賛
過去にJRAにメールで相談したこともあるケン三郎
返事はきませんでしたが
臨床研究くんでJRAとがん検診のコラボ
「食道癌の患者さんは馬券売り場にいる」と仮説をたてる
「いまそこで酒飲んで赤くなってるあなた、ちょっとちょっと
そういう方が食道癌になり易いって知ってます?」
「酒のめないのに鍛えられてだんだん強くなった?」
「67歳?」
「内視鏡検診うけたことあります?ない?受けて下さい」
って世話好きじじいのように介入
どうじゃろ