ESD困難例に立ち向かうってことで
今回のランチョンで発表したんですが
「私、全周ESDやってないんで」
全然、困難例には立ち向かってません
全周ESDするくらいの症例は転移リスクも少なくなく
かなり厳密に適応を決めなくてはならず
さらに広い病変は深達度を一段深くよまねばならん
そうすると、「だれがどうみてもEPLPMでわずかにどっかでMM」
か
これは手術ですよと最初から勧めても
いや、内視鏡で取ってくれと、手術を拒否する方
などに限定され
そういう方は年間2-3例しかございません。
なんとか一条でも正常粘膜はのこせるはず
安易に全周ESDをしちゃいけない
そう思っておりまして。
残す方が、全周ESDよりも難しいのでございます。
サイドから攻めていけるムコゼクトームはその一条残したい
って時に安全で早く処置ができるってんで
使い勝手のいいデバイスでございます。
瘢痕にも横から攻められることで筋層に歯が立たず
突破しやすいのでございます。
トラブルシューティングもたくさん勉強しましたんで
とりためた動画を一つ一つ振り返ってみたいとおもいます。