

← 日本の検診システムの大きな問題。
ここで 「バリウム検査は受けてはいけない」と言いたかったのですが
内視鏡検査のほうがいい、にトーンダウンしてます。
日本で多いのは胃癌ですから、バリウム検診は、胃癌の拾い上げのための
目的で検査をしており、下咽頭がんはがん検診の拾い上げの対象ではありません
でも、今内視鏡うけると胃癌だけでなく食道癌も咽頭癌も拾い上げられる
っていうメリットがありますから、酒のみの食道癌ハイリスクの方が
受けるべきは内視鏡です。
しかしこれが食道癌のリスクのないひともみーんな内視鏡を
希望してしまい、
すべて内視鏡検診になってしまうと、それに対応するだけのマンパワーがなく
まだバリウム検診も本邦では行われている現状です。
バリウム検査は技師さんができる検査、
内視鏡検査は資格をもった医師しかできません。
よって沢山一度に内視鏡検査ができる体制になれば
もっと救える人がいるのと、
がんのリスクがそれほどない人が毎年検査を受けてる
受けてない人に1回でも受けてもらい
あなたは危ないですよ、毎年受けて下さい
あなたはそれほどリスクがないから数年に1回でいいですよ
っていう割り振りができれば、多くの人に恩恵があるでしょう。
コロナじゃないけど重症者には、重点的に検査
お酒飲まない軽症者は自宅待機
食道がんのハイリスクの方は内視鏡を受けましょう