食道がんのブログを書き始めて10年以上たちますか、
いろんな患者さんが出入りして、それこそ2007年くらいに
相談にのったひとがもう12年経ちました,その節はお世話になりました~
って
感謝を伝えられると あらそうでしたか
意外と役に立ってんじゃね?
なんて思いまして。
その歩みの中でも大事にしているのは臨床と病理の突き合わせ
食道がんは粘膜筋板に入った時点で転移がおきる、筋板にたっしてるか否か、
かなり重要な要素。
10年以上前から、術前診断と術後の病理があってるか、あってないかを
付き合わせる会をやってまして、この新型コロナの影響と
食道外科崩壊の危機から2ヶ月休んでおりましたが
ようやく体制もそろって、今まで食道がんの診断にかかわることが
少なかった胃外科志望の若手の先生を巻き込んで、
本日ウェブ会議でカンファランスを
再開することが出来ました。
問題としては
画面を共有、とするとスライド提示はできるのですが
そのスライドの上でやじるしを動かしたりは、子画面からはできないこと。
う~ん、これを解決できないと勉強会的にはストレスだなあ、、、
とも感じまして。
いや、そのうちその問題も解決できるでしょ?とか
やり方はあるのに知らないとか
だったりする。
若手の外科医はどーしても手術うまくなりて~
で進んじゃいますけど
診断を磨くのも需要で、どうして手術を勧めるのか?
をよくよく考えないと切らないですむものまで切ってしまう。
幕内先生がよく言ってたように診断と治療、どっちもできなきゃダメなんです。
病理の結果をみて、ああ、そうかと納得する
その蓄積。
AIもいいけど
臨床医は、コツコツと極めるのがよろしいようで。