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光免疫療法

「楽天グループの楽天メディカル(米カリフォルニア州)が開発したがんの光免疫療法に使う新薬について、厚生労働省の専門部会は4日、治療の難しい一部の頭頸(とうけい)部がんの治療薬として承認することを了承した。光免疫療法は体の外から光でがん細胞を攻撃し、がんへの効果が期待されている。今後、正式に承認されれば世界で初めて実用化することになる。

楽天メディカルの日本法人が今年3月、厚労省に製造販売の承認を申請していた。厚労省の専門部会が了承した薬剤は一部の頭頸部がんが対象で、光免疫療法で使う。この薬剤はがん細胞に特異的にくっつく特性があり、熱を伴わない赤色光でがん細胞をピンポイントで攻撃し、全身に副作用が出にくいとされる」

↑その補足記事

「光免疫療法は、まず、がん細胞に発現している特定のタンパク質と結合する抗体に、あらかじめ非熱性赤色光と化学反応を起こす光感受性物質(IRDye® 700DX)を付加した薬剤を静脈注射します。この抗体が体内でがん細胞に結合するのを待ち、その後、光ファイバーを病変に到達させて非熱性赤色光を照射します。光感受性物質が非熱性赤色光に反応して、がん細胞が破壊されます。さらに、破壊されたがん細胞の破片が免疫細胞に対する抗原となり、残ったがん細胞に対する免疫細胞の攻撃がさらに増強するという治療効果も期待されます。

 現在開発が進んでいる光免疫療法の薬剤は、抗体セツキシマブに光感受性物質IRDye® 700DXを付加した薬です。ASP-1929とRM-1929は同一の有効成分の薬剤で、どちらも未承認です。現在、国内外で頭頸部がんと食道がんの患者さんを対象に臨床試験が行われています」

現在は国内でが行われている>けど希望しても受けられないこともありうる>>成果については・・・

食道がんにも適応にならないか、世界の動向を注視してまいりましょう

ぽちっとな






by kenzaburou41 | 2020-09-05 23:22 | 新しい治療法 | Comments(0)
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