大学病院というと昔はそこしか食道がんの手術やってなくて
食道がんみつかったらそこへ紹介
ってパターンが多かったのですが
都内だとがん専門病院がたっくさんあって
名医もゴロゴロ
とはいっても
患者さんのなかには
まあいくつも苦難をのりこえて
のりこえてはまた重い病気になって
それを乗り越えたと思ったら
また病気になって
最後に食道がんになって
有名な病院の先生も条件わるすぎる、手術するとうちの成績が
落ちちゃうから手術できませんよとさじを投げられ
やっぱり大学病院に食道がん+α+β+γになってたどりつく、という方もおりまして。
紹介状をみながら
え、
え、、
ええっ
こ、、、これはっ え~っ
治療が大変だぞっ
でも目の前に患者さんは自分が受けた衝撃以上に
平然としてぽかんとしている
そうだよなあ、、その人にとって私は「治してくれるであろう人」だし
取り乱してもいかん
う、、うーん治療します?大変そうですよ?耐えられます?
こっちが弱音を吐こうものなら、相手の食道がんがますます元気になっちまう
まあその方の治療歴を診てみますと
まあよくぞ頑張って克服してきましたね
その人の顔みたって書いてるわけじゃないから
わかんないですけど
とりあえず、人生の先輩としてご苦労様
よくぞこの昭和平成令和の時代を生き抜いてこられました
さらにコロナの時代に突入して
荒波中のまた荒波が待っていて。
一緒に波をのりこえましょうか
これまでの先人が来た道。
DNAが騒ぎます
大学病院の医者があきらめちゃあいけねえな。