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ここを逃すと

だれしも大きな手術なんかうけたくない

まして声も失うような手術は許容できない

当たり前ですし

自分のみだったらまずは手術以外の方法をネットでさがし

そっちのほうがいい、きっとそうだ、そのほうがいいにきまってる

と考えてしまいます。

〇〇療法、まるまるワクチン、まるまる細胞

お金もたんまりふんだくられます。

命をかけてみませんか?のあま〜い誘惑

そっちのほうがなんかいい感じがする

主治医のいうことは嘘だ

あっちの名医、こっちの名医、いろいろかかってみて治った気がする

しかし現実はというと

もうたいして有効な手が実は残ってなくて
どこかで大工事をしなくてはあともどりできない状況だったりする。

手術ができる


手術ができない

は大きな違いなので

手術ができる、段階で手術を選んでもらわないと、あとは「治ることはないけど、あとの残りの人生を
いかにいい状態を維持するか」の緩和的な治療に移行します。

大変だろうけど一緒に頑張ってみましょう、最後の治るチャンスかもしれません

という外科医がそばにいたら、ぜひ話を聞きにいってください。

ほそーい糸だけども命を繋ぐ大事な糸かもしれません。




























by kenzaburou41 | 2021-11-19 23:15 | サルベージ手術 | Comments(1)
Commented by 大島健幸 at 2022-07-02 01:31 x
気道浸潤のため、手術で切れず。その後いろいろな治療法を経てもまだ寛解に至らない者としては、切れるなら早く切って、まずは、「がんとさようなら」することが大切、と痛感します。

先生のお考えに、「大賛成」です。

手術を拒否し、放射線療法で寛解した方で、奏効した結果から、手術至上主義的な現行治療法を批判し、主治医に反発するご意見を述べられている方がいらっしゃいますが、「後出しじゃんけん」論法で、議論に値いしない、と考えます。
放射線で寛解した結果は、たまたま「ラッキーであった」だけでしょう。そのように受け止めるべきと考えます。

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