今日は朝からウェブで勉強会に参加しまして。
胃の症例がおわって
食道の症例
接合部2時方向の逆食、バレット、炎症性ポリープ
丸い円形のこぶがふたつ並ぶ。でも良性でよくみられる所見。
さあバレット?
腺癌?
うーん、隆起の肛門側の粘膜不整があるか、境界がみえるか?
でございますが、うまくそれが読み取れない、拡大でも表面がよくわからない
でもなあ、この年末、勉強会の最後の日
「良性疾患」を持ってくるかなあ、、、
いや、勉強会にバレット腺がんを出そうと思って、病理はバレット腺がんだけども
あんまりうまく所見を表せてないのか
それとも炎症性ポリープ?
いやいや炎症性ポリープでもってこないでしょう、きっと
ここは読影が難しかったバレット食道腺がんに違いないっ
ついつい、おじさんはそういう変なことを考えるんですね。
ストレートに読むと、バレット腺がんにみえません
でもバレットなのかなあ どうなの、どっち?
うーん、、
答えは?
「生検では乳頭腫の診断でした」
ずるっ、、
りょ、良性か、、、持ってくる??
空振り三振っ
いやいや昔。「早期食道癌診断勉強会」に接合部の「炎症性ポリープ」を
持って行ってひんしゅくを買ったことはある身でございますよ、私
がんの勉強会に良性疾患もっていくのはとても勇気がいります。
はい、人間だと診断にいろいろな迷いがありますけど
やっぱりこれからは人工知能の時代か
でもこうしていろいろ議論してあーでもないこうでもないと
勉強するのがいいんです。
また来年も勉強、勉強また勉強
準備していただいた司会の皆様に感謝です。