食道癌が術後再発した場合に、一般的には
治るのは難しく、どうやって制御していくか?
がんと共存しながらできるだけいい状態で
生きながらえるか?
ということが目標となり
抗がん剤を使って制御を試みますが
最近は免疫チェックポイント阻害剤が使えるようになって
これを組み合わせて治療をしていく
というのが腕の見せ所にございます。
使える薬は
5FU
TS1
シスプラチン
ネダプラチン
ドセタキセル
パクリタキセル
という抗がん剤と
オプジーボ
キートル―タ
という免疫チェックポイント阻害剤
これを術前、術後合わせて全部使い切って永らえる、のが理想ですが
がんの進行があっという間で使い切らずに、状態が悪すぎてかえって危険、という
事もございます。
昨今、さらにどういう順番でこれらを使っていくか?が話題でございます。
「DCF使って手術して、ニボルマブまで術後補助療法でやったけども再発した。
放射線はまだ残ってる
抗がん剤を次は何を使うか?放射線を今使う?それとも・・」
そういう話が次の話題になりそうで、いろんな状況を想定しておかねば。