食道がんで闘病中の女優・秋野暢子が27日までに自身のブログを更新。検査で計5つ
のがんが見つかったことを報告し、病状について説明した。
今月4日の公表後は治療のため入院し、12日から化学放射線療法と抗がん剤治療を開始。
約10日間で頸部食道、喉頭蓋、食道に合計5つの重複癌が判明しました。ステージ3です」
と現状をつづった。
そして「特に頸部食道癌のあるところは声帯に近く、癌を綺麗にとるには食道から声帯
まで全部取らないとならないとダメということでした」と説明。女優という仕事上
「声帯がなくなれば仕事ができません」と苦しい胸の内を明かし、
先ずは手術で綺麗にとってもらう事がベストか…とは言え、数ヶ所の癌の手術は
大手術だそうです。それとも、声帯を残しながらの化学放射線療法を選択するか。
65歳のわたしの置かれている状況で、何がベストなのか…どちらにしても辛く。
とてもとても、苦しい難しい判断」を迫られた。
悩んだ結果「手術と言う選択は消えました」と決断し、放射線療法と
抗がん剤治療を選択した。まずは一番大きいという頸部食道がんから治療。
「食道の真ん中にあるのはまだステージが0から1なので後から考える
ということです。ひょっとすると、今回の抗がん剤で死滅する可能性
もあるとか。それに期待!です」と前を向いた。
重複がん、多発がん、方針はとても悩ましい
場合があります。
頸部食道がんの手術、特に喉頭温存手術
および頭頸部がんの経口的手術
に明るい施設にセカンドオピニオン
もありかなと。