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禁酒はちまち

毎年食道表在癌のESDをうけてる方が2名いて。
できては切除、できては切除を繰りかえす。

なんでこんなにできやすいんですかねえ?先生。

そりゃあお酒をやめてないからでしょう

1名はもうやめなきゃダメですよと何度言っても継続

1名はついこないだの入院のとき

「やっぱり自分の体だ、せっかく先生たちが心配してくれて
治療してくれるのに、自分がしっかりしなきゃダメだ」

と入院中にさとったそうで。

こないだ内視鏡治療のあとに初めて外来にきたとき

「病理の結果は早期がんで転移の心配はありません、
もうお酒ともお別れしましょうね」

と伝えたら

「先生、、実はハチマキ作ったんですよ、俺もう酒全然飲んでません」

そこにはなんと

「禁酒」の2文字が。。

え、、、えーっ、、、本当に??

「もうこれつけていますから、家では息子にも言われて全然飲んでいません」

なんと!

指導して指導してようやくこの「禁酒ハチマキ」にたどり着きました。

よし、みんなで鬼退治。

それにはまず自分から始めましょう











by kenzaburou41 | 2022-09-16 23:23 | お酒を辞められないあなたに | Comments(1)
Commented by 真鱈食堂 at 2022-09-19 13:14 x
昨年、食道がんステージⅣaと診断され、根治的ケモラジ開始。
FP3クール実施後、幸運なことにCR。しかし、先日下咽頭がん
2個見つかって、経口的手術(多分ELPS)を受ける予定です。

ヘビースモーカーで大酒飲み。熱々の味噌汁が大好きなので
原因については大いに心当たりがあります。

タバコは10年以上前に禁煙外来のお世話になって止めました。
お酒はがん治療開始からひと口も飲んでませんが、たまに無性に
飲みたくなることがあります。

禁酒外来は数が少なく、個人的にはアル中患者専用のイメージも
あってハードルがちょっと高いです。

一般的な節酒薬はアセトアルデヒドの分解を疎外する仕組みらしい
ので、がん患者にはどうなのかと不安。
で、脳に作用して飲む気が薄れるというセリンクロ。
食道・咽頭がん外来等でも処方してくれると良いなあ〜


今年3月に回盲部炎(最終的には虫垂炎の診断)になりました。
私の場合、DCFでなくCF(FP)。数種類の制吐剤は覚えてません。
 
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