今年1発目の読影会がありまして
あさ730からスタンバイ
1例目食道でありんす。
たけのある隆起でたちあがりはつるっとした
非腫瘍性上皮に大部分つつまれ、頂部がきれいな
凹みをゆうする1cmチョッとのおおきさ、
前壁側にも不整形発赤がのびだして
おっ!新年一発目からまた珍しい症例をまたもってきますねー
と読影すきにはたまらんち
病型をどうよむか 0-1?0-Ⅲ?0-Ⅱc+0-Ⅱa?
拡大はB3、ドット成分がどっかにあってもいいんだけど
まったくなくってうーん普通じゃないな
隆起型だし、きっとこれは特殊型、、、最近でくわした
神経内分泌腫瘍によくにてるし、、
隆起の表面を包丁ですぱっときりおとしたようなカタチ・・
深達度はsm2で、、①小細胞がん ②低分化SCC かな。
お師匠さんの読みはやっぱり通常内視鏡だけでも
もっと形態からよめるとこがあって、こういうSCCもあるわよーと。
病理解説聞いてまた見返して、なるほどなあー
もうちょっと俯瞰的にみていかないとなー
「拡大内視鏡がない時代から私たちは診断してきました」
これは深いお言葉です。
診断が劣化してないか、拡大で重箱のすみばかりつついてないか
ふりかえってみる通常内視鏡の大事さ
を新年から感じまして~
ありがとうございました