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食道がんガイドラインが5年ぶりに改訂されまして

内視鏡治療で

深達度EP-LPMと診断し、全周性、5cm以下ならESDを選択

5cm以上なら手術かケモラジ

MMと診断し全周でなければESD

全周性なら耐術能を評価したうえで手術もしくはCRT

ということで

全周性で5cm以上の表層拡大型食道がんにESDを選択することに
制限がかかっております。

どーしてかっつーと
ESDやったあとに狭窄が高度になると
今度放射線治療をすみやかにえらびにくい

だったら最初から手術もしくはCRTを選択しましょう
ということだとおもいます。

2017年のガイドラインには
EPLPMと診断した場合3/4周以上全周>ESD+狭窄への治療、手術、CRTで
MMと診断したばあいに周在性や大きさのしばりなくESD手術CRTどれでも選べたのですが。。。

んで
日本食道学会のホームページ
「一般のかたへ」は2017年のガイドラインをもとにかいております
と注意書きがありまして

このへん、まだ更新されておりません。

ガイドラインが変わったのでHpもそれにあわせて
更新していかねばならなくて

広報医員としてお仕事がんばらにゃ~










by kenzaburou41 | 2023-01-29 18:29 | 内視鏡治療 | Comments(0)
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