他院から食道癌の紹介をたくさんいただけるようになって
有難い限り
ですが
数が増えると中には、「まてるもの」「急を要するもの」「まてるはずが急を要するに変わったもの」
がありまして
患者さんからすればなるべく早く治療に入りたい
だろうし
こちらもなるべくそうする方向で動きます
律速段階としては
がんをつまんで組織検査にだした答えがまだわからない場合や
肺や肝臓に転移かもしれないものがあって確定診断がついてないとき
患者さんご家族が治療方針やらどこで治療をうけるかをすんごく迷ってるとき
などなど
迷ってるうちに癌が進行してステージ3だったのが4に変わるとこれもまた問題で。
「食事がつかえていたけど水で流し込んでいた」
「病院が嫌いでいかなかった」
とギリギリまで我慢、ってのがほんとよくなくて。
我々もスピード感もってこれ急がないとな、早く入院しましょう
と準備を勧めますが
タバコをやめられてない
とか
仕事の都合がつかないので入院ちょっとまってほしい
とか
まずは病気としっかり戦う準備をして
「なるべく早く」
をモットーに
がんばりましょう