日本食道学会では一般演題のポスターの座長をつとめまして
テーマ 非飲酒非喫煙 とステージ1
非飲酒非喫煙のかたでも食道癌になるかたはいて
その内視鏡的特徴は
胸部中部食道の後壁、 縦長、角化、錯角化の白い分化度の高いもの、高齢の女性
が挙げられ
リスクの高い人だけをケアというわけでもなく
あとT1bN0
うちなんかESDでsm2だったら手術を受けるかたが多いのですが
うちは100%ケモラジを受けています という施設もあって
高齢者になると5年はいいんだけども5年たつと食道癌以外のことが原因で亡くなるかたもでて
どっちを選ぶのがいいのか?
これは永遠のテーマなのかもしれません
全周かつ5cm以上だとcN0でも手術したら3割リンパ節転移が見つかる
なる話もあり
いや、だったらcN0診断は+1したほうがいいんじゃね?
想定N+で術前DCFした方が成績あがるんじゃね?
といろいろ考えてしましまして
「ESD後に追加手術うけたらN+だったかた」から以前質問があって
「私は術前化学療法を受けた方がよかったんでしょうか?」
いえ、ESD後に手術したらN+だったひととN0だった人を
比べた試験ではありませんので
結果としてリンパ節転移を切除したわけですから
それはそれでいい治療をできたと考えていいのではないでしょうか
とお答え。
縦隔鏡手術の演題があったりで外科系と内科系の両方の演題に対応できる
ってことで座長に選んでいただき 感謝でございます。