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市民公開講座その1

食道学会市民公開講座 その1

トップバッターは静がん坪佐先生。

食道癌の患者さんの特徴は大酒のみ、たばこくさい。
高齢の男性で、多くの合併症もち

という方がおおい

早くみつかれば内視鏡治療で制御できるが
手術、抗がん剤、放射線などを組み合わせた治療が多い

手術はもっともダメージの大きい治療です

ステージⅢまでが手術の対象で、転移してる部分、あるいはその可能性のある部分を
切除しますので、たべものの通り道を再度つくりかえる必要があります。

昔は胸を大きく開けて目で見て手をいれて手術をしていたが
今は小さな傷で孔をあけてカメラをとおして画面をみながら
操作をする胸腔鏡手術が2000年代に普及し、今はロボットで手術ができる時代になっています。

傷がちいさくなったからといっても中でやってることは同じなので
術後は
肺炎などの合併症が起きることがあり、これを予防することが手術の肝です。

早くベッドから離れて運動リハビリ、術後の栄養管理、食事摂取、誤嚥予防、
摂食嚥下リハビリなどが重要になります。

外科医だけでは上手く行かない!
高齢の方はとくに飲み込みが悪くなる方どげんかせんといかん

食事開始時 一口スプーン半分、口に入れたらスプーンを置き、30回以上よくかむ、のみこむ
つばを3回のみ、のこりがなくなったら咳払い2回、たんがからんだらたんを出す、あーと発声
たんがからんだらたんを出す

体重の変化3-6か月体重は減少しつづける。最大8キロ減少
そこで栄養士の指導を介入すると食事法を習得できれば元には
もどらないがゆっくり増加に転じる

かかわる人:口腔ケア手術前から
呼吸リハ:リハビリ科が介入して術翌日から早期離床、歩行、持続力強化
栄養指導:NSTがかかわって患者さんの状態にあわせた栄養指導をする

ということで医師以外に歯科医、理学療法士、看護師、栄養士、言語聴覚士など
多職種チーム医療がかかわります

しかし退院すると患者さんと過ごす時間が多いのはご家族です
ご家族にも注意点を共有してもらってみんなでサポートしましょう

チーム医療の概略でした



by kenzaburou41 | 2023-10-29 10:24 | 日本食道学会広報委員 | Comments(0)
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