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市民公開講座その3

理学療法士の方

術前術後のリハビリについて

なんで食道癌術前術後にリハが必要か。
術後合併症リスクが非常に高い
運動耐容能が下がる  

術中は寝ている時間が長い、麻酔のせいで呼吸の力が弱くなる
肺気管に痰が増える 傷の痛みで強い咳がしにくくなる

肺炎になるとこまるので翌日から歩いてもらう
食道癌の手術は術後合併症が他の手術に比べると多い
術後肺炎のあった人のほうが長期予後も悪いと報告されている。

食道癌と診断されると、ショックをうける、仕事にいかない、検査などで
運動習慣のあったひとも運動を控えてしまい、活動量がさがる

手術する前に抗がん剤をやったりして体力低下は起きやすい

手術前の6分間歩行長い距離を歩ける人と歩けないひとでは
歩けない人のほうが予後が悪い。
5年生存率で倍くらいちがう。

周術期リハビリ
術前は呼吸訓練と運動の両輪
短を出す練習、呼吸訓練機、咳をする練習、腹式呼吸

術前どれくらいあるいたらいいか?
6000-8000歩 1万歩いけば十分

術翌日からすわる、たつ、歩く ルートがたくさんあるので
抜けないように医師看護師、理学療法士がついて

歩けるようになったら筋トレ、自転車こぎ

退院時は25%くらい運動耐容量がさがる、3か月、6か月で上がるが
半年たってももどらないひともいる

術後合併症予防、体力維持改善のために術前からリハをはじめ
術後もどんどん動いてもらうようにします

家ではどういうことをすればいいか、たくさん歩く
モニタリングして 少ない量からどんどん伸ばしていく

高齢の方は? 80代後半のかたも手術を受ける
>普通のひとよりもリハ室に来てもらって
一日8000歩を目指す

抗がん剤のダメージで寝込む方もいる
>入院中、治療中も自転車こいでる施設もいる
副作用がつらいときはもちろん休むが、落ち着いたらすぐ再開

手術前から呼吸訓練だけでなく運動も!

シャトルウオークとは6分間歩行テスト
なるべく早く歩く、距離をはかると総合的な
心肺運動機能を客観的に評価できる

などなど~

by kenzaburou41 | 2023-10-29 10:57 | 日本食道学会広報委員 | Comments(0)
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