誹謗中傷と捉えられるリスクのある発言は避ける
文面では誤解も生まれやすいため、「対応に疲れた」「手こずった」「大変だった」などの感想が、誹謗中傷と捉えられる可能性があります。第三者が発見して「こんなひどいことを言う医者がいる」などと取り上げるというケースもあります。ネットの拡散力は凄いので、あっという間に広まってしまいます。画面等を保存されていると削除しても残り続けてしまいます。何らかの方法で勤務先を特定され、クレームが入るというようなリスクもゼロではありません。使うには気軽なSNSであっても、医師としての立場からの発信はかなり慎重にしたほうが良いでしょう。
喧嘩・ストレスの種を作らないために
SNSは匿名で気軽に利用できる分、攻撃的な人や不正確な情報を垂れ流す人もいます。最近、医師専用SNSなども増えていますが、その中で意見が異なる医師とぶつかった際にコメント欄でもめて喧嘩になったり、SNSに依存するようになって逆にストレスを抱えてしまう人もいるようです。情報収集やコミュニケーションで使用するにはSNSは便利ですが、マイナス面も多く抱えているのでその点に気をつけましょう。
SNSを賢く利用する
SNSは、不特定多数の同業者とつながれるということから、医師にとって意見交換やお互いを高め合う場として利用価値は高いと思いますが、その分リスクもあります。医師という立場でSNSを利用する場合は、愚痴こぼしやストレス発散というかたちではなく、適切な距離感で慎重に使用するのが賢明です。上記のようなポイントの他にも、SNSで思ったことをそのまますぐ書いてしまうのではなく投稿する前に読み直す、一度下書き保存してリアルタイム投稿を避けるなど、自身で工夫して活用すると良いかもしれません。
↑ SNSについての注意点です
まさにその通り~
ぽちっとな