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放射線治療時の栄養




↑がん患者へのEN/PNのゴール


3.2 がん化学療法、放射線治療、
化学放射線治療時
にはEN(経腸栄養)/
PN(静脈栄養)は適応か?

ENは適応である。(A)

摂取量を増加させるために、積極的に栄養評価を行い、
ONSでの介入を行う。(A)

それによって治療による体重減少を予防し、食道や頭頚部への
放射線治療の中断を予防出来る。(A)

ESPENでは経管栄養とONSをENと定義しており、
ONS(経口的栄養補助)によって体重減少を抑制可能である。
 
食道がんや頭頸部がんの狭窄による嚥下障害には、経管栄養を行う。(C)
咽喉や食道への放射線治療、化学放射線治療時の重篤な口内炎併発が予測される場合には、
経管栄養を行う。(C)
経管栄養は経鼻ルートか経皮ルートで行われ、PEGが推奨され得る。(C)
他の部位への放射線治療時にはENは適用ではない。(C)

PNの常用は、有効でなく推奨されない。(A)
しかし、低栄養である場合や一週間以上の絶食を行い、ENが行
えない場合には、PN が推奨される。(C)

消化管毒性を生じる場合には、消化管機能を維持し低栄養を予防する
ためには、短期間のPN はENより有効である。(C)


ということで、治療を安全に行うためにはある程度
栄養状態が良くならねばなりません。

胃ろうを作るというと「そこまでして長生きしたくない」
と拒否的になるかたもいらっしゃいますが

元気に治療が行えるための第一歩でもありますので
主治医の先生とよくご相談ください





by kenzaburou41 | 2024-02-18 14:58 | 臨床栄養 | Comments(0)
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