頸部食道癌の治療
声を失わないために秋野暢子さんのようにケモラジをうけるかたもいれば
声を温存しながら手術で頸部食道を切除し、遊離空腸で再建する方もいる。
どちらかというと後者のほうが大多数をしめるうちの病院では
頸部食道癌術後の経過観察のかたも多く
当然のこった食道がなが~く20cm程は残るわけで
もともと癌が好発するのは中下部食道だから
その残った食道にも癌ができることは当然あるわけで
追いかけていくとやっぱり出てくる
小さな鬼がちょこちょこと
できたらまた鬼退治
なんだ手術のときにとってくれればよかったのに、、
いえいえ、食道亜全摘と頸部食道切除、大分、手術の侵襲もちがいますし
残せるんだったら食道は残す
そこに癌ができることも想定しながら経過観察の計画を立てる
ってことで
またできたの?え?なんで?再発??
と思わないで欲しいです
似たようなやつがまた新しく別の場所にみつかった
小さなうちに見つかれば内視鏡治療でほぼOKですから