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0-Ⅰs+0-Ⅱb

食道表在癌 内視鏡カラーアトラス その6

好評?のカラーアトラス
頸部食道です。

頸部食道癌って「イクラ血管発生率」
めちゃ高いです。

下咽頭と似てるのか、下咽頭も進行すると隆起する事が多い

頸部食道も似ている

しかし頸部食道には粘膜筋板がある

その辺がちょっと違う

↓上切歯列より17cmでございます。
丈のある隆起 1mmはあるよな、高さ

なので0-Ⅰs型でその右側にも平坦病変が続いております。
拡大はイクラ、だけどイクラとイクラの間に
溝状の隙間がある 

こういうときはちょっと深いかもな

でもEUSだとあんまり深くなさそうだし
えいっ、取ってみるか。
0-Ⅰs+0-Ⅱb_b0180148_23332055.jpg
















↓ 上に凸な分だけ下にも潜っている病変でございました。

やっぱりSM2

上に凸で筋板おしてるだけで浸潤してないものも稀にあるけど

まあ0-1を見たらやっぱり深いよね、内視鏡治療だけでは
治らないよね

でも年齢が80超えてたら・・
他に余病があったら・・
認知機能が・・・

といろいろ社会背景が人によって違います
「ガイドライン」ではそうだけど、じゃあその通りに治療選べるか
というとまた違う話なので。
0-Ⅰs+0-Ⅱb_b0180148_23332445.jpg

















食道癌の治療選択
特にステージⅠはどれでも選びうるので
悩ましいです



by kenzaburou41 | 2024-07-23 07:30 | 食道表在癌内視鏡アトラス | Comments(1)
Commented by かも at 2024-07-23 22:43 x
連日の猛暑で、テレビでも熱中症の危険が強く報道されています。
そこで大きな疑問があります。常に、専門家の先生が熱中症について細かな説明があり、対応が語られていますが.どうしても理解出来ない点があります。
勿論、熱中症は、体内の熱の蓄積によって深部体温が上がることで起きます。其の体温上昇によって、器官が障害を受けて様々な症状が現れ遂には死に至る危険な症状です。

其の対策に、とにかく水分を補給して、涼しいところで冷房を使ってと説明されています。
塩分の補給も大事ですと説明はされるのですがいつも付け足しです。此違いませんか。
私の理解では熱中症は、先ず体内の塩分が失われるから起きると理解しています。
理由は全く簡単で、発汗によって体内の塩分が失われるからです。
汗でも、尿でも、0.3%の塩分が含まれていると聞いています。つまり、水1リットル飲むと、其の水が体外に排出されるときに、必ず、3gの塩分が失われることになります。
一日の必要塩分摂取量は6g、水分摂取量2リットルと説明されています。
つまり其れが、標準的な生活をしたときの普段の塩分摂取量です。
発汗によって水分の蒸散が増えると当然塩分が予期せずに抜けてしまいます。
其れで、体内の塩分濃度が薄くなると、自己防衛のために、発汗を更に塩分濃度が薄まってしまうために水を飲めなくしてしまい無理に飲もうとしても吐いてしまいます。
つまり、熱中症を予防するためには、発汗を止めないだけの塩分濃度を体内に維持しなければんらないことになります。
体内の塩分濃度が、発汗によって上がれば、必ず水を飲みたくなります。喉が渇かないというのも今の熱中症の特徴ですが、明らかに減塩指導によって体内の塩分濃度が下がっているところに更に水を飲めと言われても、飲めないのです。
喉も渇かぬままに、ぼんやり座っていれば、冷房が効いていても体内の塩分濃度は下がり続けて発汗が止まり、深部体温が上がってしまいます。
気がついたときにはアウトです。
塩分濃度の低下は何の信号も出ないからです。
私は、1日に4リットルの水を飲みます。必要な塩分摂取量は12gです。食事をしながら、緑茶を湯飲みに3杯飲みます。ほぼ500CCです。其れを6回です。其れで3リットルの水分が取れます。
是非ご一考ください。
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