食道表在癌内視鏡 カラーアトラス その10
さて食道癌、内視鏡治療後の経過観察中
定期的に検査をうけていたけども
早期発見できなかったケースを経験します。
理由として一つは見つけにくい場所にある場合
あとは進行が速い場合
が考えられます。
1年後の食道色素研究会では「定期検査を受けていたにも関わらず治癒切除にならなかったケース」を集めて検討する予定です。
↓こちらは発赤陥凹の中心にやや凹凸が目立つ部分がありその凸凹のところではB2血管(右)と、血管が見えない領域(左)が広がっています。
ちょうどこの真ん中の所でSMに入っておりまして
筋板から400μm SM2 脈管侵襲陰性 でした。
内視鏡治療を受けた方、1回で済むとおもったら
2回、3回と治療を受ける方が少なくありません
「酒を辞めていたのに…なぜ」
「辞めてもまたなるなら、飲んだ方がいいんじゃないか」
いやいや、リスク高まるし
咽頭癌・喉頭癌・食道に多発
>発見が遅れれば声を失う、食道切除、のどや食道に放射線、、
これ以上体を傷めないように