オプジーボ・ヤーボイが再発・切除不能食道癌の1次治療に
承認がおりて2年経過したってんで
その講演会が行われまして
のこのこ出かけてまいりました。
抗がん剤+オプジーボと
オプジーボ・ヤーボイ
どっちも適応ってんで「どっちつかうか」的な問題
免疫・免疫の場合、3割くらいは初回で効かないんで
最初からすごい進行癌で腫瘍量が多い、となると効かなければ
ちょっと困るな、つー場合は抗がん剤+オプジーボ
手術で切除したけど再発した、遠隔に出た、など
全身状態はそこまで悪くなくて、ってときは免疫+免疫で
入る事がおおい
使用経験の多い=症例数がたくさんある施設=がどうやりくりしてるか?
免疫*免疫の場合は一度効果があるとずっと効いたままで
生存曲線のケツが伸びる=後半追い上げ型
逆に先に効かせたいってのが抗がん剤+免疫で先行逃げ切り型
あと成績のいい方は栄養状態のいい方、CONUTスコアなどが指標になるとか
「どうやって使い分けてるの?」
「症状があっても病院にすぐ行かない、ようやくげっそり痩せてから
食えなくなって受診」のパターンは成績悪そう
家族が「あれ、どうしたの、食細くなった?やせた?」早めに気付くことも大事。