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食道癌術後のPTEG

食道癌術後胃管再建
周術期に胃の出口に近い所から栄養の管をいれて
十二指腸の先まで留置し

そこから栄養の補助を行う

退院して外来でも数カ月これを行い、口からの栄養が
足りない場合の補助を行う

で口からの栄養が安定したら、胃からの栄養の管は抜去

普通はこれで管から解放、、なのですが

高齢化して嚥下障害が出現、やせてきて栄養がたりん
ってときに ああまた胃ろうをつくって補助したい

しかし再建ルートが後縦隔再建の場合
お腹の奥深くで簡単には内視鏡で胃ろう作れない

こまった

というときに頸の食道に穴をあけて頸から管を食道、胃管、十二指腸を
こえてトライツまでもってくる手技

PTEG(経皮的経食道胃管挿入術)
1989年に大石らが開発
2000年くらいに普及
2004年には2800件が行われていたのに
2006年 保険収載が取り消されて激減、
その後2011年再承認も伸びには至らず

2023年全国で900件程度にとどまるとのこと。

「認知高齢者、低栄養、胃切除後、腹水貯留例、腹腔内手術後、
癌末期患者などでは、PTEGは有用」





by kenzaburou41 | 2024-09-16 11:04 | 臨床栄養 | Comments(0)
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