2例目
円形の丈の少しある白色隆起
グライコジェニック・アカントーシス:GA
は食道によく見られる良性の変化で
扁平上皮の過形成
これ自体気にすることはないので
内視鏡でこれがあったとしても
「特に異常ありません」とあえて
お伝えすることもありません
しかし
その白いGA(糖原過形成)の群れの中に
現れた発赤
赤いとこは拡大でB1血管
しかしヨードはGAのせいで大半が染まる
GAの下に癌がはってるのか
それとも発赤部だけが癌なのか
表面からじゃわかんない
どっち?
数年経過観察してて
あんまり大きさも形もかわんなくて
今回は癌がでました
「経過観察で良い」
と思ったら いよいよ癌になって、治療
これで進んでたらうーん、早く切除してればよかった
となるけど
癌じゃないのに、切除して、やっぱり癌じゃなかった
となると過剰な治療になるし
それにしてもどこまでが癌でどこまで癌じゃないかが
難しい
ヨードかけると、発赤部は不染
GAは濃染
すこし飛び地に小さな不染がある
この不染はがんなの? がんじゃないの?
細かい所によく気が付く、、ここまで気遣いしなきゃいかんか。。
こういうときは、そのGAも小さな不染も含めて広めに切除して
幸い癌は発赤部と、GAをはさんで少し離れたとこにも癌があって
うーん、、GAの下に広く癌が這っていた、ということは無かった。
てか、その下に這ってたら逆に怖い、、
とおもいつつ
ひやひやしながらGAをフォローしていただろうなと推測
気にした手前の小さな不染部は癌じゃなくて
気にしてないとこに小さな癌
病理でとってみないと分かんないよなあ
しかし深達度は浅いとこでとまってたということもあって
年に1度の経過観察でこういうのはやっぱりよさそうだな
と認識。
2症例を1日でお勉強できました。
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