県立XXセンターを受診した60代の男性が、6年前に食道がんが原因で死亡したことをめぐり、遺族らが「がんの疑いがあるという検査結果を医師が見落とした」などと訴えた裁判で、XX地方裁判所は県などに対し、5600万円あまりの賠償を命じる判決を言い渡しました。
県立XXセンターを受診した○○市の男性が、6年前に食道がんが原因で63歳で死亡したことをめぐっては、男性の遺族3人が「がんの疑いがあるという検査結果を担当の医師が見落とし、治療の開始が遅れた」などと主張して、県と医師に対し2億円あまりの賠償を求める訴えを起こしていました。
裁判で県側は過失があったことを認め、損害額について争っていました。
25日の判決で、静岡地方裁判所の菊池絵理裁判長は「医師は見落としを認識する機会が複数回あったがそれに気付かず、食道がんを進行させた。治療の選択肢を狭め、死期を早めさせた過失は重大だ」と指摘し、県などに対し5600万円あまりの賠償を命じました。
判決について遺族の弁護士は「過失に対する判断に不十分な点があり、控訴するか検討したい」と話していました。
一方、××センターは「判決の内容を確認して今後の対応を検討したい」とコメントしています。
↑ 日本はCT取る機会が諸外国に比べるとめちゃめちゃ多いので
どこかしたらに小さい異常があって、その時には指摘できず
あとから大きくなって振り返ってみると、ああここにあった
ということは少なくはないので 気を付けねばなりません