このブログをみて早期食道癌診断勉強会に参加したいです。
どうしたら参加できますか?
って熱心な先生からご連絡があり、はい、広報活動してますから
やる気のある人はウェルカムですよ~ もし敷居がたかそうだなあー
と不安のかたはケン三郎にご連絡ください、仲介いたします。
でこの症例も10年前に勉強会に出した症例 10年前ですかよーやく
BLIが入って、診断に値する写真が取れ始めたころです。
左上 白色光 もこもこ隆起めだちます、特に前壁のとこはもこもこ
右上 BLI拡大 もこもこ内の血管ですが、これをどうよむか。
これループ構造残ってるんですね、行って帰る感じが。
だからB1血管なんです。 これB3だからSM2 と読まないで~の写真。
通常と拡大だけですとSMがん?と間違う人もいるので
そういうときは
食道造影と超音波内視鏡を追加してました。10年前は。
きれいな透視ですよ、正面像側面像、壁の伸展具合と凹凸 すこーし直線化はあるかな
EUS SM層のしろいとこはわりと保たれてるな。腫瘍の厚みがあるけども。筋板をがっつり
超えてはいないでしょう
>てことでMMくらいかなと診断してESDを行いました。
今も食道造影、熱心な施設はやってるとおもいます。でもまあちょっと深いかも
とおもったら「早く内視鏡でとって、深かったら追加治療」が浸透していて
ESD後に手術か、ケモラジを選ぶ。
病理をみてどうするかを決めましょう
↡結果 LPMどまり! なんと浅かった。
大きな手術やケモラジをうけずに、10年お元気で過ごされた
これを深いと読んで、ケモラジしてたら、深層は闇の中。
治ったとは思うけども・・
ということで診断を突き詰めることで患者さんにいい選択肢を
提供できる、
10年前の自分を振り返ってみて
ああこの診断学を若い人にぜひ継承してえなあ
そんな53歳おっさんです。
10年後にこの記事よもうっと