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咽喉食摘後の進行食道がん

進行下咽頭癌で抗がん剤と放射線治療、いったん効いたと見えて再燃し
結局咽喉頭と食道の一部を切除

声を失う、だけでなく 匂いがわからない、鼻をかめない、いきめない、など
の生活環境の大きな変化

しかし治療はその後うまくいって、5年生存が得られた。

もう大丈夫でしょう

と耳鼻科、頭頸部外科の先生にお墨付きを頂いて

家のちかくの開業医の先生に引き継がれる

時間が経過するともう治ったといわれたし
病院に行かなくてもいいんじゃないか

って通院を中断

辞めていた飲酒も再開

嫌な予感が・・・

それまで食べられていた食事がつまるようになり
体重も減り

ようやくまた病院で見てもらったら食道癌が進行して見つかってしまう。

せっかく咽頭癌を克服したのに
また食道癌ができてしかも進行した状況

これだけは避けなければなりません 5年経過したからOKではなく
5年経過しても内視鏡検査は受け続ける

食道癌は早く見つかればほとんど体の負担がなく十分根治が見込める

逆もまたいえることで進行食道癌がみつかって手術をうけ、5年経過した。

よし、治ったぞ

と思っていたら、頭頸部がんが進行して見つかる

見つけるのが難しいこともありますので診断には限界がありますが

一度食道がん、頭頸部がんになった患者さん

次のイベントが起きるかもしれないとおもって、なるべくお酒を控えましょう
次のイベントがなるだけ小さなイベントで済むように






by kenzaburou41 | 2025-05-03 23:04 | 他臓器重複癌 | Comments(0)
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