3年後
とある研究会 コロナ時代は宴会なし、集会なし、忘年会なし、懇親会なし
のないないづくし
だったが、時代は流れ、学会の大会長を囲む会、
会長招宴や教授就任パーティも元通りに開催されるようになった。
「財前先生が食道癌で手術をうけた」
のは学会仲間でも知るところとなっていた。
松本「や~、財前先生じゃないですか、、お久しぶりです」
財前「松本教授、この度は東京帝王大学の外科の教授就任おめでとうございます
先生は若くしてロボット食道手術の今や第一人者、、、まさに学会を引っ張っていくリーダーですね」
松本「有難うございます。これも財前先生にいろいろテクニックを教わって若いころからアドバイスを
いただいたおかげです」
財前「松本教授、何をそんな謙遜して、、しかし最近は若い先生が外科に入らなくなってて
ますます今後リクルートが大変でしょう?」
松本「ええ、どこも大変でしょう。おかげさまでうちはロボットを売りにしてますから
全国から若い先生が集まってくる、、もちろん地の利もありますけど」
財前「先生の人望でしょう、先生の所からまたどんどんすごい弟子が育っていて素晴らしいですね」
松本「食道外科医、一人育てるのはしんどいでしょう、でもみんなで苦労して手術して
無事退院できたときは、やっぱり心からうれしいもんですよ、それはいつも変わらないですね」
財前「まあその気持ちがないと、食道外科医はやっていけませんから」
松本「ところで先生は食道がんの手術うけてもう3年、、どうです?」
財前「いやあようやく、頭と体が一体になったというか、食事もこれ以上食べるとまずいってのが
わかってきましたし、寝る時背にしくざぶとんの角度もきまってて、あとリクライニングベッドで
だいぶ、、、逆流で目が覚めることはずいぶんなくなりましたよ。。まあ自分が患者に言ってたことですけど」
松本「患者さんの立場にたって初めてわかる、しんどさですか。やっぱり食道がんは術後が大変でしょう」
財前「まあようやく3年、まだ3年、再発も怖いし心が強くないと。
食事も家族がサポートしてくれるので助かってますよ」
松本「そうですね、、財前先生、お酒は?」
財前「まあ、、こういう席がどうしてもあるのでね」
松本「えっ、、やっぱり飲むの?
お好きでしたからね、顔を真っ赤にして飲んでましたね
どうです、お酒いいの用意したんですよ、、鹿児島だから焼酎、
先生は村尾でしたっけ?」
財前「三岳です」
松本「みたけ?ああ、三岳でしたね、さすが九州の人、ありますよ、、はいっ」
財前「では松本教授のますますのご活躍に乾杯!」
松本「乾杯」
3年の月日がたち、財前はまたお酒の誘惑を断ち切れず、、
いつしか元のように飲んでしまう生活に戻ってしまっていた。
財前「ごほん、ごほん。
ん?ちょっと最近のどが気になるなあ」
財前の背中にまた暗雲が立ち込めるのであった・・・
財前の身になにが??? つづく
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-35721240"
hx-vals='{"url":"https:\/\/furuhata.exblog.jp\/35721240\/","__csrf_value":"2976292235d54c7bb82f12ce2f162fdcb084a2df9f551e84f639777c0b06bcfb5f25c56e00b28f1aa26e466f4d5d91bc566f2aac6f89e9760714eab535257cb1"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">